今回は「スキルなんてない」という30代が転職をするために基準に考えた方が良いというものを実際にコーチングしてきた経験からお伝えしていきます。
今後のキャリアを考えて転職を考えだすのが30代。
しかし不安やネガティブな考えがでてくるもの。
たとえばこんな悩みや不安を抱えていませんか?
- 転職したいけど自分には得意なことやスキルがない…
- 年齢的なこともあるので次の転職で自分に合った転職を見つけたい
- 特に特技や好きなこと、やりたい事がないので転職するにも失敗したくない
転職をしようと考えるほど企業に売り込むスキルが不足していることに悩んでしまいますよね。
そんな転職で悩まれているあなたに
目次
転職を考えだすタイミング
私のクライアントさまは30代の方も多く、なぜ転職を考えているのか?を聞くと何かしらタイミングがあるように感じました。
今の仕事だとスキルが身につかないため今後自分の価値を上げるためにもう少し専門性のある仕事をしたい
会社の経営が傾きそうな不安があり、元々、会社の体質や職種に不満があった
今の仕事はそこそこやり方が分かってるので続けられているが苦手さを感じているため、折角であれば自分はこれが得意だ、だから続けられる、と思う仕事に就きたい
このようなキッカケやタイミングが転職を考えるものになるようです。
共通していることは『成長』『不安や不満』『フィット感』だね。
これら3つの理由で転職を考えている印象です。
成長や不安・不満は分かるけど「フィット感」って何?
フィット感は「自分の特徴や強みに合う仕事をするために転職をする」という意味で捉えてもらえると分かりやすいかな。
スキルも大事ですがキャリア戦略を考えたときにスキルがあっても、心から自分が好きで得意と言える仕事ではなく、苦手ながら続けられている仕事であれば意味がありません。
30代の転職は”フィット感”を考えてみる
たとえば文章を書くスキルが高い人がいたとします。でも「実は文章を書くことに相当疲れる」とか「ストレスを感じる」という人はいます。
そういう場合、スキルがあっても文章を書く仕事は合わないと判断できます。
実は最初のころ『文章を書くスキルが高い=ライティング力がある』と判断し、それを軸にした仕事を提案すればいいのだと勘違いしてました。
お恥ずかしい話ですが、コーチング実践を重ねることで「そう単純なものではない」と理解しました。
文章を書くと言っても色々あります。
- レビューを書く
- ブログを書く
- 質問サイトで回答する(教える文章)
- ビジネス文書を書く
ここには書いてないことでもまだまだありますよね。
大事なのは自分が【どんな環境】で【どんなスタイル】ならストレスを減らし、文章を書くスキルを活かせるのか?を発見することです。
30代が転職の基準にすべき3つのこと
では最終的に30代が転職するためにどんなことを基準にすべきか?ということ。
それは
✅フィット感
✅環境
✅スタイル
この3つです。
30代で転職を希望している人のコーチングをして分かったことがあります。
それは「20代にやってきた仕事の延長線上で転職を考える」ということ。
積み上げてきたスキルや経験を無駄にしたくないとそこばかりに囚われて、実は苦手だけどできる仕事であるために妥協して今までの業界関連で転職を考えている人が多かった印象。
逆にスキルがないという方の転職は「今後の可能性」に目を向けて考える方が多いです。
そして今後の可能性に目を向けたいと天職を発掘するためにコーチングを希望されます。
コーチングを促したいわけではありません。
スキルではなく、特徴や好き×得意で天職を見つけてほしいのです。