今回はやりがいを持つか?持たないか?の話です。
仕事を考えたときにやりがいは必要なのか?それともいらないのか?と考えたことありませんか?
もちろんみんながみんなやりがいをほしいと思っているわけではなく、やりがい以外の目的もあると思います。
ここで1つ確認すべきなのがやりがいの認識です。
動画で聞きたい方はこちらをどうぞ!
目次
ほとんどの人が勘違いする「やりがい」の認識とは?
たとえば求人票見ながら転職を考える時はやりがいなんて考えないことが多いと思います。
やはり数字ですよね?休日数や給料ですよね?
休日や給料がそれなりにあって、おまけにやりがいまであるハイスペックな環境なら最高でしょう。
やりがいを優先しようものなら休日か給料は諦めないと得ることは難しいかもしれません。
コーチングをする前に今の悩みを聞くと、「やりがいがほしい」とハッキリと言う人はそうそういません。
どうですか?
あなたはやりがいがほしいですか?と聞かれた時に「もう本当にほしい」って自分の中から言えますか?
中々言いづらいですよね、、、
それはやりがいを優先すると自分の時間や給料や家族との時間とか、まぁそれ以外にもあると思うんですけど、こういうものを捨てなきゃいけないと無意識に理解しているからなんですよね。
あと意外とやりがいという言葉にピンと来ない人も多いです。
どういうことか?というと
たとえば
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- ある人は没頭できる仕事を見つけたい
- またある人は情熱を持てるものを見つけたい
- またある人は夢中になれるものを知りたい
このように没頭とか情熱とか夢中とか、それぞれ人によってやりがいの表現が違うわけです。
やりがいっていうのは、何かをやったことに対して満足感を得ることだと思ってて。
没頭することも、情熱をもって何かすることも、夢中になることも人それぞれで結果的には満足度が高いことじゃないですか?
✓没頭すること ⤵
✓情熱を持つこと → 満足感が高い
✓夢中になること⤴
だから自分はやりがいを求めてないと言っても、違う表現でやりがいが欲しいと言ってる可能性は十分にあるんです。
この自分の表現に気付けたとき「自分のやりがい=没頭することなんだ」または「自分のやりがい=情熱を持ってすることなんだ」と初めて自分のやりがいの正体に気付くわけです。
やりがい=没頭すること
やりがい=情熱を持つこと
⇓
やりがいの正体
やりがいのメリット
じゃあ、やりがいがあることで何が変わるのかって話なんですよね。
やりがいは仕事の幅だったり深さ(質)を拡げることに役立ちます。
やりがいを持つと目的志向になります。
目的に意識や気持ちが向くことですね。。
そして行動パターンが自発的になる。
自発的になることで行動力がアップして成長スピードが速くなります。
そして仕事そのものから得られるフィードバックや経験、それらの質が高いものになるんです。
➊やりがいを持つ
⇓
➋目的志向になる
⇓
➌自発的に行動
⇓
➍フィードバックの質が高くなる
副業や起業を考えたときに「武器がない」という人が多いですが、仕事から得られるフィードバックの質を高めることで、武器になりそうなものが見つかります。
たとえば今後を見据えて副業や起業を考えたときに武器が必要だ!と考えたとします。
そこで「武器を育てる」という目的で仕事に臨むと「もしかしたら、このコミュニケーション力は武器になるかもしれない」と気付き、じゃあ、このコミュニケーション力にオリジナリティを出すにはどうすればいいか?のように次へ次へと能力を育てていきます。
日頃は見逃しそうなこともアンテナが働いてキャッチするようになるんですね。
これはやりがいを持って目的志向状態にならないと見たりキャッチしたりすることは難しいです。
武器というと得意なことを想像すると思うんですけど
例えば
・Excelの操作が慣れているとか
・文章を書くことが得意とか。
ただこれはあくまで武器になりそうな”タネ”です。
ここからやりがい波及によって武器の質をたかめることで、武器に昇華させることができます。